技術部門を中心に日々の改善活動に取り組んでおり、長年の経験から様々なノウハウを活用しています。
未検査品出荷の防止
課題
穴位置寸法の出荷前検査にて未検査品を誤って出荷する可能性がある
改善策
部品が検具に確実にセットされたか確認する為にエアー着座の取付け・検査ロット数カウンターに入力し、検具からの信号でカウントダウンする仕組みを導入
効果
員数管理の徹底にも効果があり、未検査品の流出ゼロを実現しました。
スタッドボルト締め忘れの防止
課題
スタットボルト組付け作業にてボルトの未締め品を誤って出荷する可能性がある
改善策
- ボルト締め作業の治具を自動クランプ式とし、電動工具からトルクアップ信号を指定数受け取るとアンクランプする仕組みを導入
- ボルトに電動工具を挿入すると自動でマーキングする仕組みを導入
効果
すべて自動化で実現した改善策のため、工数を増やさず流出ゼロを実現しました。
共用ラインでの誤加工防止(72-2と72-4)
課題
同じ設備で加工している類似製品で、間違った部品をセットし、誤加工してしまう可能性がある
改善策
- ロボットで加工冶具にセットする際に素材違いをセンサーで判別し、間違っている場合は自動停止する仕組みを導入
- 加工済品を2度加工する事が無い様、加工前後の差もセンサーで判別する仕組みも導入
効果
誤加工と2度加工の防止を1つの仕組で実現しました。